古市古墳群を歩く半日ルート

古市古墳群を歩く半日ルート
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{古市古墳群|ふるいちこふんぐん}を半日で歩くなら、近鉄南大阪線の{土師|はじ}ノ{里|さと}駅から始めるのが、歩きやすい道です。駅の近くには、仲姫命陵古墳の大きな森が、住宅の屋根の向こうに姿を見せています。 {土師|はじ}ノ{里|さと}という駅名は、かつて{埴輪|はにわ}や土器をつくる{土師氏|はじし}が暮らした土地に由来するとされます。その職人たちの指先が、この一帯の古墳を飾る円筒埴輪を焼き上げていたのかもしれません。{土師氏|はじし}の流れをくむ一族は、のちに菅原を名乗り、{菅原道真|すがわらのみちざね}へとつながっていきます。{藤井寺市|ふじいでらし}の道明寺天満宮は、その{土師氏|はじし}ゆかりの地に始まると伝えられます。 この一帯には、仲姫命陵古墳、{修羅|しゅら}が見つかった濠をもつ{三|み}ツ{塚古墳|づかこふん}、築造が古い古室山古墳が、歩いて結べる距離に集まっています。{古室山古墳|こむろやまこふん}は、遊歩道が整えられ、墳丘の上まで上がれる古墳です。 そこから応神天皇陵古墳へ。巨大な森は、住宅地の向こうに黒々と横たわり、隣の{誉田八幡宮|こんだはちまんぐう}の参道が、{拝所|はいしょ}へとつづきます。{誉田丸山古墳|こんだまるやまこふん}や、{東馬塚古墳|ひがしうまづかこふん}、{栗塚古墳|くりづかこふん}といった{陪塚|ばいちょう}も、このあたりに点在しています。{藤井寺|ふじいでら}駅のそばには、{仲哀天皇陵古墳|ちゅうあいてんのうりょうこふん}があり、駅から駅へ、二時間ほどの散歩でも、何基かをはしごできる近さに古墳が集まっています。時間に余裕があれば、{水鳥形埴輪|みずどりがたはにわ}の出土地、津堂城山古墳もあります。さらに東の{軽里|かるさと}には、{白鳥陵古墳|はくちょうりょうこふん}と{峯ヶ塚古墳|みねがづかこふん}が待っています。 {古市|ふるいち}では、古墳と暮らしの距離の近さを知ることになります。住宅の屋根のすぐ向こうに、墓の森が立ちあがり、濠のへりを、犬の散歩の人や、自転車の人が通りすぎていく。 歩き終えたとき、{古市|ふるいち}の地図は、頭のなかでひとつの鳥瞰図になっています。その全体を高い場所から見おろせる場所が、堺にあります。 ルート起点: 土師ノ里駅周辺(近鉄南大阪線) 所要時間の目安: 半日(約3〜4時間、徒歩中心) 主な立寄り古墳: 仲姫命陵古墳/三ツ塚古墳/古室山古墳/応神天皇陵古墳(誉田御廟山古墳)/津堂城山古墳/白鳥陵古墳・峯ヶ塚古墳 エリア: 大阪府藤井寺市・羽曳野市 世界遺産登録: 2019年7月「百舌鳥・古市古墳群」 地域の特色: 埴輪を製作した土師氏ゆかりの地、古室山古墳は墳丘に上がれる 公式サイト/Official Site: 百舌鳥・古市古墳群(マップ) Photo: Saigen Jiro / Wikimedia Commons (CC0)

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