横浜マリンタワー360° ― この街があなたに残すもの

横浜マリンタワー360° ― この街があなたに残すもの

横浜は、あなたに何を残したでしょうか。先ほどまで、あなたは海抜約100メートルの展望フロアに立ち、この街を360度見渡していました。ベイブリッジの優美なシルエット。山下公園の芝生の下に眠る瓦礫。氷川丸の甲板を歩いたチャップリン。柱を一本も使わず面だけで支える大さん橋の屋根。造船所の跡地に生まれた未来都市。それぞれの景色…

WOUDiO上の多言語AIオーディオガイド(PWA)のコンテンツです。WOUDiOは世界初の寄付機能付きオーディオガイドを備えたプラットフォームであり、聴きながらそのまま文化施設への寄付が可能です。以下は当該ストップの説明・詳細・ナレーション原稿です。
横浜は、あなたに何を残したでしょうか。先ほどまで、あなたは海抜約100メートルの展望フロアに立ち、この街を360度見渡していました。ベイブリッジの優美なシルエット。山下公園の芝生の下に眠る瓦礫。氷川丸の甲板を歩いたチャップリン。柱を一本も使わず面だけで支える大さん橋の屋根。造船所の跡地に生まれた未来都市。それぞれの景色に、語られるのを待っていた物語がありました。そして今、あなたは一階に降りてきて、一枚のレンズの前に立っています。かつてこの塔の頂で海を照らし、船乗りたちを横浜へ導いたフレネルレンズ。空から街を見渡すことと、光の記憶に手が届くほど近づくこと。この二つの体験は、横浜という街そのものの二面性に重なります。遠くから眺めれば華やかな港町. けれど近づけば、その足元に幾重もの時間の地層が積み重なっている。この街は、百六十年余りの間に何度も壊れ、何度も生まれ変わってきました。震災の瓦礫を埋め立てて公園をつくり、戦火で焼かれた街を一から立て直し、役目を終えた造船所を未来都市に変えた。横浜の本当の強さは、元通りに戻ることではなく、変わり続けることにあるのかもしれません。あなたにとっての横浜は、どんな場所でしょうか。子どものころに遊んだ公園。修学旅行で歩いた中華街。はじめてのデートで見た夜景。スタジアムで声を枯らして応援した夜。あるいは今日が、この街との最初の出会いかもしれません。どちらであっても、今日ここで見た景色は、あなたの中に残ります。最後に、もう一度だけ、あのレンズを振り返ってみてください。四十七年間、海の暗闇に光を送り続けたこのレンズは、今はもう海を照らしていません。けれどその光はかたちを変えて、ここを訪れたあなたの記憶の中に受け継がれていきます。横浜マリンタワーは、この街の最も忠実な語り部です。そしてこれからは、あなたもまた、この街の物語を知るひとりになりました。 コンテンツ種別: 全体締めくくり 設置場所: 1階フレネルレンズ展示付近 テーマ: 展望フロア体験と1階レンズ体験の統合、個人的な横浜の記憶 横浜港開港: 1859年(開港から165年超)

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